ハウスダストについて | 株式会社ダスキン藤沢

朝そうじしたばかりなのに、夕方にはホコリが床に積もっていた、という経験はありませんか？それは掃除機が「目に見えないハウスダスト」を吸い取ったのではなく、空気中に舞い上げてしまっているからなのです。
掃除の時に窓を締め切ったまま掃除機を掛けていませんか？これでは目に見えるゴミは減らせても、目に見えないハウスダストを室内から減らすことはできないのです。紙パック式の掃除機は、紙パックの紙繊維の隙間より小さなハウスダストを排気口から放出してしまいます。サイクロン式掃除機は紙パック式よりも排気はキレイですが、排気口から出る風で掃除機後方の床上のハウスダストを空気中に舞い上げてしまう恐れがあります。

昔の日本人はそうじの時、ハウスダストを舞い上げない工夫をしていました。床をほうきで掃く時は、濡らした新聞紙をちぎり床に撒いたり、濡れたお茶葉を床に撒いたりしてからほうきを使いました。
新聞紙やお茶葉の水分でハウスダストを吸着していたのです。また、掃除をする時には必ず戸や窓を全開にして空気中に舞い上がったハウスダストを室外に出す換気をしていました。

本格的なアレル物質対策はフローリングの掃除に掃除機を使わないこと！

フローリングの床面をダスキンモップで「毎日たったの3分間」

ダスキンモップで目に見えるゴミをほうきで掃き集めるように使用し、一箇所に集めたゴミをスタイルクリーナーに吸わせて終わりです。

私たちダスキン藤沢は、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎をもつ子供たちが増加傾向にある中、お医者様からのアドバイス、「こまめなお掃除」をモットーに、ハウスダストを減らすお掃除方法を追求してきました。
健康のための正しいお掃除方法とは？
子どもたちの健康を真剣に考える中で、私たちダスキン藤沢が実践してきたお掃除方法をお伝えする事で、少しでもお役に立てる事が出来ればと考えています。

ハウスダストとは、お部屋の中を浮遊している塵の総称のこと。
このハウスダストの中には一つの物質ではなく、色々な物質が含まれており、目に見えるものと見えないものがあります。

・綿ぼこり
・土／砂ぼこり
・食べ物のカス

・花粉
・ダニの死骸やフン
・カビの胞子

目に見えないハウスダストは、人間の体内に入ると、私たちの健康に害を与えることがあります。その代表的なものがダニの死骸やフンです。ダニの死骸やフンはとても小さく、乾燥して粉々になると、約1ミクロンの絶対に目に見えない微細な大きさになり、気管支をを通過して、私たちの体に入り、悪影響を及ぼすことになるのです。このハウスダストは、非常に舞い上がりやすく、一度空気中に舞い上がると1m落下するのに10時間以上かかります。

私たちの住まいには約30種類の「ダニ」が生息していると言われています。その中で、アレル物質となる「ダニ」はチリダニ科のコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニのたった2種類だけです。
このコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニは、カーペットや布団などに潜り込み、人間のフケやアカをエサにして生息しています。高温多湿を好み、気温20℃以上・湿度50％以上・エサと潜れる場所などの条件であれば、一年中繁殖を繰り返します。

冬期においても暖房機などの使用で、条件が満たされます。

ダニは乾燥に弱く、高湿度を好みますので、梅雨時期や冬期は特に注意が必要です。

１）カーペット
２）布団
３）布製ソファー
４）ぬいぐるみ

ダニのエサは人や動物が落とすフケや食べカス、カビ、ホコリなどです。

ダニの虫体（生きているダニ）はアレル物質になりません。そのフンと死骸がアレル物質になるのです。ダニのフンとその死骸はダニの生息場所から空気中に放出され、ハウスダストの一部となり、積もる→舞い上がる→積もる、を繰り返します。

そして、寝ている間に落下して、一番床に積もっているのが朝なのです。
だから、朝一番のモップがけが大切なのです。

掃除機を出さずに、モップで掃き集めてスタイルクリーナーに吸わせて終わり。

たったこれだけで、「目に見えないハウスダスト」を確実にお家の中から減らすことができます。

掃除機で掃除しないと掃除した気にならないのですが。。。

掃除機は元々靴を履いたまま家の中で生活する欧米人がカーペットの中に入り込んだ土やゴミを吸い取るために作られた掃除道具。フローリングの上に乗っかっているだけの目に見えないハウスダストを取り除くためには、「ぞうきんによる水拭き」か、抗菌・防カビ剤・アレル物質抑制剤配合の吸着剤の働きでハウスダストを取る「ダスキンモップによる掃除」が有効です。

毎日こまめに掃除するよりも、週に一回まとめて掃除する方がキレイになるのでは？

まとめて掃除をするとある種の達成感は得られますが、ハウスダストの除去量から見ると効果的とは言えません。短時間でも毎日こまめに掃除をする方が、室内のハウスダストを減らすことができます。

主人が花粉症なので、掃除の時に窓を開けられないのですが、換気は必要ですか？

室内の空気は思った以上に汚れています。出来るだけ室内の空気を入れ替える換気が必要でしょう。掃除の時に窓を開けられないのであれば、ハウスダストの舞い上げには十分注意をしてください。

ダスキンモップを使用していますが、モップにつくホコリが気になるのですが。。。

モップについたホコリはダスキン独自の「吸着剤」に含まれる抗菌・防カビ剤の働きで安全・衛生的に変わります。その上見えないハウスダストを見える大きさに変え、再び空気中に舞い上がらないようにします。さらにホコリの吸着面を増やし、よりハウスダストを取れるようにしているので、安心してお使い下さい。

掃除以外のダニ対策を教えてください。

カーペットはダニの温床です。出来るだけ敷かないようにしましょう。敷かなければいけない場合は、ダニアレル物質は水溶性ですので、水で洗えるものにしましょう。布団は一年に一回程度水で丸洗いすることをお勧めします。布団を干してもダニが死ぬ事はまずありません。布団を干した後に叩くのは絶対にやめましょう。